木材の価値は乾燥にあり【名古屋のレジンテーブル 槐】

木材の品質を左右する最大の要素は「乾燥」。天然乾燥と人工乾燥の違い、メリット・デメリット、家具選びで失敗しないためのポイントを徹底解説。無垢材テーブルのオーダーなら株式会社塊へ。


木材の命を左右する”乾燥”

無垢材の家具が美しく長持ちするかどうか――
その決め手は「どれだけ適切に乾燥されているか」です。

木は切り倒されたあとも水分を含み、生き物のように呼吸を続けます。
乾燥が不十分なまま家具にすると、

  • 反り(そり)
  • 割れ
  • ねじれ
  • カビ

などのトラブルの原因に。

つまり、乾燥の工程は “木材の命を整える” と言っても過言ではありません。

職人が木と向き合う時間の多くを占めるのが、この乾燥工程なのです。


 

天然乾燥(自然乾燥)と人工乾燥(キルンドライ)

●天然乾燥(自然乾燥)

天然乾燥とは、伐採した木材を屋外または倉庫で自然の風・温度でゆっくり水分を抜く方法

✔ 特徴

  • 数ヶ月〜数年の長い時間をかけて乾燥
  • 木が本来持つ表情を損なわない
  • 内部までゆっくり落ち着くため、家具になってからの動きが少ない

✔ メリット

  • 木目の美しさが際立つ
  • 仕上がりが柔らかく、温かみがある
  • 長期使用でのトラブルが起きにくい

✔ デメリット

  • 時間とコストがかかる
  • 気候に左右される
  • 在庫管理にスペースが必要

自然と向き合いながらじっくり乾かすこの工程は、まさに「木と対話する」仕事です。

 

●人工乾燥(キルンドライ)

人工乾燥とは、乾燥機(キルン)を使って短期間で水分を抜く方法

✔ 特徴

  • 数日〜数週間で乾燥が完了
  • 調湿・温度管理を機械でコントロール
  • 安定した含水率に整えやすい

✔ メリット

  • 早く・大量に乾燥できる
  • 価格が抑えられる
  • 仕入れが安定する

✔ デメリット

  • 急激に水分を抜くため、内部にストレスが残りやすい
  • 無理に乾かすと、後で反り・割れが発生することも
  • 木の表情がやや硬くなる傾向

人工乾燥が悪いのではなく、問題は“急ぎすぎた乾燥”
しっかり管理された人工乾燥なら、高品質に仕上がります。

 

家具選びで失敗しないために

木材家具選びで失敗しないためには、“含水率”という指標を知っておくことが大事です。

含水率(%)とは、木の乾燥具合は示したもの。
この数字が、良い木材家具を選ぶ際の判断材料になります。

  • 室内用家具の適正含水率:8〜12%程度
  • 厚みのある一枚板:10〜14%でも良好

含水率が高いまま製作された家具は、
購入後に反り・割れのリスクが一気に高くなります。

家具を選ぶときは、
「乾燥はどんな方法で?」「含水率はどれくらいですか?」
と聞くのは、とても良いポイントです。

 


まとめ

天然乾燥は時間をかけて木の魅力を引き出す。
人工乾燥は安定した品質に整える。
どちらも適切に使えば、最高の家具素材が生まれます。

木の個性を活かし、木と共に暮らす家具を選ぶなら、
乾燥の良し悪しを知ることは欠かせません。

確かな品質を選ぶためには、
乾燥から加工、仕上げまで一貫して製作を行っている家具工房がおすすめです。

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