レジンテーブルが日本製であることの意義
こんにちは。
レジンテーブル槐です。
レジンテーブルの起源はアメリカで、はじめは欧米で人気に火が付きました。
SNSでの拡散でより人気が高まり、今や世界中でさまざまなデザインが作られています。
しかし、私たちはあえて「日本製のレジンテーブル」にこだわっています。
そこには、見た目の美しさだけでは語りきれない“品質と信頼”があるからです。
日本の職人が生み出す家具には、どこか温かみと安心感があります。
その理由は、細部へのこだわりと妥協を許さない仕上げにあります。
レジンテーブルの製作では、
- 木の乾燥状態の見極め
- レジンの調合比・硬化温度の管理
- 気泡除去や研磨工程の精度
など、細やかな工程管理が欠かせません。
ほんの少しの温度差や湿度変化で、仕上がりは大きく変わります。
私たちは、そうした微細な変化を感じ取り、安定した品質に仕上げる技術を持っています。
もちろんレジンは国内製造のレジンを用います。
木材も、出来るだけ国産の木材を使用します。
外国原産の木材の場合でも、乾燥や処理などの仕上げは日本国内で行っています。
外国産の材料全ての品質が悪いという訳ではありませんが、
基準をクリアしているかがはっきりと分からない以上、
実際に自分たちの手で、目で、手を加えないといけないと感じています。
安心できる品質を安心できる技術でお届けするよう、日本製ということにこだわり、
心を込めて制作しております。
日本製レジンテーブルのメリット
①レジンの安全・安心への意識の高さ
レジンには化学樹脂を使うため、
製品によっては刺激臭や有害物質の残留が問題になることもあります。
しかし日本製の高品質なレジンを使用したレジンテーブルは、
- 使用するエポキシ樹脂の品質基準
- 揮発性有機化合物(VOC)の管理
- 人体や環境への安全性確認
といった厳しい基準をクリアしているものが多いです。
つまり、「見た目がきれい」だけではなく、
安心して長く使える家具としての信頼性が、日本製にはあります。
②木材へのこだわりの高さ
日本には、四季の変化に耐え、美しい木目を持つ国産材が数多くあります。
たとえば、ケヤキやクリ、トチノキ、ヒノキ、スギ、カエデなどです。
それぞれの木には個性があり、
同じ樹種でも産地や乾燥方法によって表情が変わります。
日本製のレジンテーブルは、
そうした素材そのものの物語を大切にし、
地域の木材や伝統技法を取り入れながら制作されることが多いのです。
単なる家具ではなく、
「日本の景色や四季、そして職人の手仕事を感じられる一枚」——
そこに、日本製ならではの深い価値があります。
これら国産木材をメインに、ウォルナットやポプラなどレジンテーブルに人気の外国産木材も
高い技術をもってして、国内で乾燥や切断、処理を施します。
海外製と日本製造レジンテーブルの違い
海外製のレジンテーブルは、デザイン性が高く、価格も手頃なものが多いです。
しかし、大量生産品の場合は以下のような違いが見られます。
| 項目 | 日本製 | 海外製(量産) |
|---|---|---|
| 製作方法 | 手作業中心・一点もの | 量産工程・規格サイズ中心 |
| 品質管理 | 細部までチェック | ばらつきが出やすい |
| 仕上げ | 磨き・塗装が繊細 | 硬化ムラ・気泡が残る場合あり |
| 修理・アフター | 国内対応・再研磨可能 | 対応不可の場合あり |
もちろん、海外製にも魅力的な製品はあります。
ただし、「一生モノとして長く使いたい」「メンテナンスしながら育てたい」という方には、
日本製の確かな仕立てが向いています。
まとめ
「レジンテーブル」をショッピング検索したときに、
まず出てくるのはハンドメイド通販サイトや海外製品の輸入販売サイトです。
これらはレジンテーブルのダイニングテーブル規格のものを1台38,000円~という破格の値段で扱っています。
確かに、写真で見ると数十万円の職人製造の日本産テーブルとそこまで違いはないように思えますが、
品質にはかなりの差があると思った方がいいでしょう。
日本製のレジンテーブルには、次のような価値があります。
・高い加工技術と品質管理
・ 環境・人体に配慮した安全性
・ 国産材や伝統的な木工技法との融合
・アフターメンテナンスまで見据えたサポート
「使う人の手に渡ったあとも、長く美しくあってほしい」
その想いこそが、日本のものづくりの本質です。
私たちはこれからも、“日本製”にこだわりながら、
一枚一枚のテーブルに魂を込めて製作してまいります。