針葉樹と広葉樹
こんにちは。
レジンテーブル槐です。
槐ではいろいろな種類の木材を取り扱っております。
日本原産のものからアフリカや南米原産のものまで取り扱っておりますので、あなたの好きな木がきっと見つかるはずです。
一緒に好みの木を見つけていきましょう!
木材には大きく分けて2種類あります。
(1)針葉樹
針葉樹はその名の通り、針のような細長い葉を持ち、天に向かって真っすぐに育つ樹木のことです。
軽くて柔らかく加工しやすいため、住宅の柱や梁、まな板など建築材料や家具材として広く利用されています。
また、寒冷地でも生育できる種類が多く、過酷な環境であっても育つことが出来ます。
代表的な樹種はマツやスギ、ヒノキ、 モミの木などで
山林によく植樹されているので、山方面へお出かけの際にはよく見ることでしょう。
(2)広葉樹
広葉樹もその名の通り、広く平たい形の葉を持ち、枝葉を横に広げるように育つ樹木のことです。
広葉樹は目が詰まっているので、硬く重く強度が高くなる傾向があります。
また、土壌の質を高め、水を蓄える能力が高いため、川岸や街路にも良く用いられます。
栄の100メートル道路では秋になると見事な銀杏が見られます。
代表的な樹種はサクラ、ケヤキ、イチョウ、カエデなどで
お花見や紅葉などで愛でる機会も多いので、よく見かけるのはどちらかというと広葉樹の方かもしれません。
日本にしか生息しない樹木
樹木は世界中に見られますが、日本にのみ生育する固有種も存在します。
代表的な樹木はスギ、ヒノキ、サワラ、ブナ、ハナノキ
そして屋久島や種子島にのみ生育するヤクタネゴヨウ(屋久種子五葉)などです。
スギやヒノキは植林されることも多く、目にする機会も少なくないでしょう。
これらが放出する花粉が引き起こすアレルギー反応で苦しんでいる方もいると思います。
一方、ヤクタネゴヨウやハナノキなどは絶滅危惧種に指定されており、なかなか見ることができません。
中には、スギやヒノキが日本のみに生息しているのを知らなかった方もいるかもしれません。
今や国民病と呼ばれる花粉症ですが、日本でしか話を聞かないのも納得ですね。
屋久杉(ヤクスギ)のレジンテーブル

屋久杉とグリーンのレジンを組み合わせたこちらのレジンテーブルは、日本固有種の「スギ」を用いて制作いたしました。
屋久杉とは、鹿児島県屋久島に自生している1000年以上の樹齢を誇るスギの巨木のことです。
スギの中でも「屋久杉」は別格で、驚異的な長寿、緻密で強い材質、そして特別な環境で育つ生命力を持ったスギなので
その存在自体が自然の芸術作品として評価されることも少なくありません。
2001年の世界遺産登録を機に伐採が制限されたため、幻の銘木と言われ大変希少価値があります。
日本固有種は日本の風土や文化を感じながら育った樹木です。
日本の良さに今一度思いを馳せながら、固有種でテーブルをつくってみませんか。