レジンテーブルは割れやすい?【名古屋のレジンテーブル 槐】

レジンテーブルは割れるのか

こんにちは。

株式会社塊です。

 

レジンテーブルはエポキシレジンという種類の樹脂と
木材を組み合わせて作られるテーブルです。

一枚板の木材で出来たテーブルやセラミックで出来たテーブル、
メラミン化粧板(メラミン樹脂が含まれた紙を何層も重ねて高温・高圧でプレスして作られる薄い板材)で出来たテーブルなどと比べると、

レジンが硬化する効果を用いて、
木材とレジンを接着しているレジンテーブルは強度が弱いのではないか?
という声をよくいただきます。

また、レジンがガラスのように透明度が高いため、
脆く見えてしまうのもご心配の声に一役買うようです。

 

結論から申し上げますと、レジンテーブルは割れる可能性があります。

しかし、これは何もレジンテーブルだけの話ではありません。
金属でできたテーブルを除いて、ほぼすべてのテーブルに割れの危険性があります。

最も「割れ」の可能性が高いのはガラスでできたテーブルで、
これはグラスを天板に置いただけで割れてしまうことがあるなど、かなり危険です。

木材で出来た一枚板のテーブルであっても、割れの可能性はあります。
湿気や乾燥などにより反りや割れが起こる可能性があります。
オイルを塗るなどメンテナンスを定期的に行うことによって、ある程度防ぐことが出来ます。

メラミン化粧板テーブルやセラミックテーブルも同様に、
強い衝撃などが加わると、可能性は低いですが割れることがあります。

 

まとめると、金属天板のテーブル以外は割れる危険性があると言えるでしょう。

ただ、問題はレジンテーブルが他のテーブルと比べたときに割れやすいのか否かということです。

 

レジンテーブルの強度~他テーブルと比較したときに~

レジンテーブルは、他の素材のテーブルと比較したときにどれほど割れやすいのでしょうか。
割れやすい順にまとめました。

①ガラス
前述の通り。
軽い者であっても、尖っているなど一点に圧力がかかれば割れる可能性あり。

②無垢材(加工されていない木材)
木は、切り出した後も生きて呼吸しています。
温度や湿度の変化により木割れ・反りのリスクがあります。

③セラミック
高硬度で丈夫ですが、逆に柔軟性がないと言えます。
そのため衝撃に弱いく、割れと言うよりは欠けやヒビのリスクが高いです。

④レジン×無垢材
レジン(樹脂)にしなりがあるため、衝撃を吸収します。
そのため、割れる可能性はあまりありません。
しかし、施工技術や品質に左右されます。

➄メラミン化粧板
メラミン化粧板は、何層にも材質が重なっていることもあり、かなり硬度が高いです。
構造上、割れはほぼ起こらないと言っていいでしょう。
しかし、欠けや剝がれのリスクはあります。

 

割れにくいレジンテーブルを選ぼう

レジンテーブルは、
割れのリスクに対しては優秀と言っていいでしょう。
ただし、レジンそのものの品質や加工技術にかなり左右されます。

レジンテーブルが割れる原因として最も考えられるのが、木と樹脂の収縮・拡張差です。
木と樹脂では、気温や湿度による収縮や拡張の仕方に差があり、
その差によって剥離したり亀裂が入る可能性があります。

これらを防ぐために、以下の点に気を付けて施工されたレジンテーブルを選ぶ必要があります。

安定した木材を使用したもの
しっかりと数年かけて乾燥させた木材を使用した、レジンテーブルを選びましょう。
天然乾燥+人工乾燥を行っている職人さんのところから購入するのがベストです。

レジンを数回に分けて流し込んでいるもの
レジンを数回(3-4回)にかけて流し込んでいる、レジンテーブルを選びましょう。
一度に厚く流したレジンは硬化が不十分になることが多く、木との境目にストレスがかかります。

レジン硬化時の温度管理をしているもの
レジン硬化時には温度や湿度がかなり大事なポイントになってきます。
適切な温度管理をしている職人さんを選んでください。
レジン乾燥用に別施設を設けているようなところがベストです。

木材表面に適切な処理をしているもの
木材表面がツルツルすぎると、レジンが上手く密着しません。
ある程度の凹凸を残して処理をしている、職人さんのところから購入するのが良いです。
しかし、粗すぎるとレジン部分に気泡が入ってしまうため、
良い落としどころを見つける必要があります。

高品質なレジンを使用しているもの
一口にレジン(エポキシレジン)と言っても、その中身は様々です。
熱膨張率が低く、柔軟性が高い高品質なレジンを使用して作られたものを選んでください。

完成後の仕上げ塗装をしているもの
レジンテーブル完成後には、仕上げ塗装をする必要があります。
しかし、仕上げ塗装をしていないものもありますので注意が必要です。
仕上げ塗装はオイル塗装とウレタン塗装の2種類が一般的ですが、
ウレタン塗装の方が割れには強いと言えるでしょう。

 

まとめ

レジンテーブルは、日常生活での使用で割れのリスクはほぼありません。

しかし、ほとんどのレジンテーブルは手作業で作られている以上、
色々な製品が出回っているのも事実です。

しっかりとした工程を踏んでいる業者・職人さんから購入することをおススメします。

 

また、購入後も無茶な使い方はせず、メンテナンスも出来るだけ行ってください。
そうすることで割れを防ぐだけでなく、綺麗な状態で長年使用することができますよ。

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