修理職人が実際の現場から語る、レジンテーブルが“壊れやすい使い方”ランキングTOP5を紹介。熱・乾燥・UV・掃除方法など、意外な落とし穴と長持ちさせるコツをわかりやすく解説します。
【目次】
- はじめに:壊れにくいと思われがちなレジンテーブル
- 修理職人が語る「壊れやすい使い方」ランキングTOP5
2-1. 第5位:重い物を長期間一点に置きっぱなし
2-2. 第4位:アルコール・溶剤をそのまま使う掃除
2-3. 第3位:直射日光が当たる窓際に常設
2-4. 第2位:コースターなしの熱いマグカップ問題
2-5. 第1位:木目側からの“過乾燥”による割れ - 壊れる理由を「構造」から理解する
- 修理職人が推奨する“長持ちする使い方”
- まとめ:レジンは強い。でも万能ではない。
1. はじめに:壊れにくいと思われがちなレジンテーブル
レジンテーブルは、
- 硬い
- 水に強い
- メンテナンスが楽
という特徴があり、
「多少雑に扱っても大丈夫」ではあります。
しかし、
自然素材で出来ている以上、壊れない訳ではありません。
また、長く使っていただくためにも、
負荷のかからない使用を心がけることが大事です。
そこで今回は、
実際に修理を担当している職人が語る
“壊れやすい使い方ランキング”を紹介します。
2. 修理職人が語る「壊れやすい使い方」ランキングTOP5
第5位:重い物を長期間一点に置きっぱなし
意外と多いのが、
水槽・大型プリンター・陶器などを一点に集中して置きっぱなしにするケース。
レジンそのものより、
木の部分がゆっくり沈み込む → 反りが出る
という変化が起きやすい。
特に片側だけに重心がかかると、
“水平が崩れる”という相談も多いです。
第4位:アルコール・溶剤をそのまま使う掃除
レジンは「溶ける」と思われがちですが、
実際は 溶けないけれど“曇る” のが問題。
- アルコール濃度が高い除菌スプレー
- マニキュア除光液
- シンナー系クリーナー
これらが表面に白い膜状の“曇り”をつくり、修理依頼の原因になります。
第3位:直射日光が当たる窓際に常設
レジンの天敵は 紫外線(UV)。
UVカットレジンでも、
- 黄変
- 反り
- 表面の硬化不良
- 木の収縮ダメージ
が蓄積されます。
修理職人いわく、
「窓際に10年置いたレジンは、ほぼ全て色が変わっている」
とのこと。
第2位:コースターなしの熱いマグカップ問題
表面仕上げがウレタン・オイル・ガラスコートなど何であれ、
100℃近いマグカップを直置き → 白い輪染み
これはとても多いトラブル。
熱でレジンの表層が“霧状”に変質し、
磨きでは消えない場合もあります。
“耐熱”と書かれていても、
長時間の熱は別問題と職人は言います。
第1位:木目側からの“過乾燥”による割れ
修理現場で最も多い理由はダントツでこれ。
レジンは動かない。
しかし木は、湿度変化で大きく動く生き物。
冬に暖房を強く使用し乾燥すると…
- 木だけが縮む
- レジンとの境目にストレスが溜まる
- → 剥離・亀裂が発生
修理職人いわく
「レジンが悪いのではなく、木が動いているだけ」
とのこと。
つまり、
**木を含むテーブルすべてに起こる“構造的な現象”**です。
3. 壊れる理由を「構造」から理解する
レジンテーブルは、
- “動く”素材=木
- “動かない”素材=レジン
という、真逆の性質を抱えています。
そのため、
強度不足で壊れるのではなく、
“木とレジンの動きの差”がトラブルを生む。
これを理解して使える人は、ほぼ壊しません。
4. 修理職人が推奨する“長持ちする使い方”
修理現場の声から導いた対策は以下。
- 冬の暖房時は加湿器をつける(40〜60%)
- 熱い容器を使用する際は必ずコースターを使う
- 重い物は分散させる
- アルコールは直接吹かず、布に染み込ませてから
- 直射日光は避け、レースカーテン・UVフィルムを併用
- 定期的に表面ケアで艶を保つ
特別なことはしていません。
ただし、この基本を守るだけで寿命は数倍違うと言われています。
5. まとめ:レジンは強い。でも万能ではない。
レジンテーブルは間違いなく丈夫です。
しかし、
- 木の呼吸
- 熱変化
- 紫外線
- 化学的な曇り
これらに対しては“弱さ”も持っています。
それを理解して使えば、
10年後の美しさがまったく違う。
修理職人の知識を味方につけ、
“壊さない使い方”をぜひ取り入れてみてください。