ダイニングテーブル選びで迷いやすい「天板の厚み」。25mm・30mm・40mmなど厚みによる見た目の違い、強度との関係、家庭・店舗ごとの最適な厚みをプロ目線で詳しく解説します。
ダイニングテーブルの正しい選び方
ダイニングテーブルのデザインや素材を重視する方は多いですが、
実は“天板の厚み”が仕上がりの印象と強度を大きく左右します。
厚みは、
✔ 見た目の高級感
✔ 長期使用の耐久性
✔ 重量・使い勝手
などに大きく関わる重要な要素です。
この記事では、ダイニングテーブルに最適な天板の厚みを、家具職人の視点からわかりやすく解説します。
天板厚み別の特長
一般的に、ダイニングでよく使われる厚みは以下の3種類です。
- 25mm前後(スリム)
軽量でスタイリッシュ。ミニマルな空間に最適。 - 30〜35mm(標準)
見た目・強度・価格のバランスが最も良い。 - 40〜50mm(重厚)
一枚板やレジンテーブルで人気。高級感・存在感が圧倒的です。
天板の厚みで変わる見た目の印象
● 25mm前後:軽やか・スッキリした印象
・小さな部屋でも圧迫感がない
・北欧・シンプルインテリアに合う
・ただし広い空間では少し薄く見えることも
● 30〜35mm:最もバランスの良い厚み
・どんなインテリアにも合わせやすい
・家庭用ダイニングで最も人気
・耐久性も十分確保
● 40mm以上:圧倒的な高級感・存在感
・一枚板・レジンテーブルに採用されやすい
・“主役として魅せる”ダイニングに最適
・店舗内装にも相性が良い
厚みと強度の関係は? 厚ければ安心…ではない理由
木材の強度は、厚みだけでなく下記の要素にも左右されます。
① 樹種(硬い木ほど強度が高い)
・ウォルナット、オーク、タモ → 強く耐久性◎
・スギ、ヒノキ →やや柔らかく傷が入りやすい
② 含水率(乾燥状態)
乾燥が悪い木材は、
・反り
・割れ
・ねじれ
のリスクが高くなります。
③ サイズ(幅×長さとのバランス)
例えば、2m超のテーブルに25mm天板はたわみが出ることがあります。
④ 仕上げ方法(ウレタン・オイル・セラミック)
・ウレタン → 汚れに強い
・オイル → 木の質感重視
・セラミックコート → 最強の耐久性
用途別:おすすめの天板厚み
● 家庭のダイニング → 30〜35mm
最も後悔が少ない「標準厚」。
見た目と強度のバランスが良く、ほぼ万能。
● 一枚板の魅力を活かしたい → 40mm以上
・存在感
・高級感
・レジンとの相性
が抜群。
● 飲食店・カフェ → 30mmがおすすめ
・適度に軽く、掃除や移動が楽
・強度は十分
・コストパフォーマンスも良い
※厚い天板のデメリットも理解しておこう
✔ 重量が増える(搬入が大変)
✔ 価格が上がる
✔ 座ったとき、脚が入りにくくなる場合も
ただし、見た目の満足度は非常に高く「買ってよかった」と感じる方が多いのは、
厚い天板です。
プロが教える“後悔しない厚みの選び方”
- 部屋の広さに合わせる(狭い部屋×厚すぎはNG)
- 脚とのデザインバランスをチェック
- 重さと耐荷重も考慮する
- 素材(木・レジン・集成材)の特徴を理解
- 長さ・幅との比率を最優先にする
まとめ
最適な厚みは30〜35mm。ただし空間バランスが最優先です。
- 一般家庭は 30〜35mmが最適
- 高級感を出すなら 40mm以上
- 狭い部屋は 25〜30mmでスッキリ
ただ、厚さだけで強度は決まりません。
樹種や乾燥状態、サイズが重要になってきます。
テーブル決めから始まる家・店舗選びというのは素敵ですが、
間取りや高さ・広さによってはテーブルが浮いてしまうことも…。
しっかりと空間バランスを考えて、ダイニングテーブルを選ぶのをおススメします。