経年変化とは
こんにちは。
レジンテーブル槐です。
皆様は「経年変化」という言葉をご存じでしょうか。
経年変化とは、「時間の経過とともに生じる物質の変化」を意味する言葉です。
経年変化を楽しめるのは、使い込むほどに深みが増してくる自然由来の素材です。
木材のほかに、銅やレザーなどで楽しむことが出来ます。
例えば、銅製のフライパンや、革製品などをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
銅製のフライパンを愛用するプロは、使用後は油を拭き取る程度で、
洗剤は使わずに洗わないお手入れが一般的です。
これは油が馴染んで使い勝手が良くなり、銅特有の緑青が出にくくなるためです。
また、革製品はブラシで埃や汚れを取り除き、乾燥を防ぐために革専用のクリームで保湿します。
皮革の種類によっては、日陰で日光浴させることも推奨されています。
このように長年使いこみ育てることで、深味が出てくるこれらの製品は、新品にはない魅力を楽しむことができます。
レジンテーブルの経年変化
レジンテーブルも、同じように育てることで経年変化を楽しむことが出来ます。
木材は、一般的に経年によって色の濃さが増し、木目がはっきりとして艶がでてきます。
白っぽくなったり、赤みが増して明るくなるような樹種もあり、変化は種類によって様々です。
一方、レジンは経年変化がほとんど起こりません。
レジンの変色は基本的に紫外線によって引き起こされるので、
室内での使用における経年変化はほとんどないと言っていいでしょう。
湿度や熱でも変色や変形が見られることがありますが、日本における日常生活ではほぼ問題ありません。
折角透明感の高いレジンなので、出来るだけ変色や変形は起こしたくないですよね。
特に槐(エンジュ)では、レジンの品質に人一倍こだわっております。
質の高いレジンを使用することで、変色などを極力抑えて経年劣化が出ないようにしております。
レジンテーブルの経年変化は、変化していく木と変わらないレジンの美しさによって成ります。
当初とは違った色のコントラストや、異なる雰囲気を長く楽しむことが出来ますよ。
時間とともに美しく変わる「経年変化」を楽しみながら、お手入れをしつつ長く使い続けることで、
唯一無二の家具へとさらに成長していきます。