楓(カエデ)・メープルの木の特長
こんにちは。
レジンテーブル槐です。
今回は、楓を使ったテーブルの特徴・魅力についてご紹介します。
楓は、モミジの仲間として知られる広葉樹。
手のひらを広げたような切れ込みのある葉を持ち、秋には美しく紅葉します。
また、風に乗って回る「翼果」と呼ばれる実をつけ、甘い樹液が取れる種類もあります。
耐久性と強度が高く、光沢のある木目を持っています。
メープル材としても有名で、楽器や家具、内装材、まな板などにも使われています。
一般的に、北米産のカエデ属の樹木をメープル、国内産のカエデ属の樹木をカエデと呼びます。
メープルの白っぽく明るい色味に対して、カエデは少し赤みがかった褐色です。
カエデをテーブルに使用したときのメリット
①美しい木目と滑らかな手触り
カエデの木目は細かく均一で、上品な光沢を放ちます。
玉杢やバーズアイなどの複雑な杢目が現れることもあります。
木肌には絹糸のような美しい光沢があり、「木の真珠」とも称されます。
また、手触りも滑らかで、すべすべとしています。
②優しい色味と経年変化の楽しみ
メープルは明るい白~淡いクリーム色で、空間をやさしく、上品に明るくしてくれます。
モダン・北欧・和モダンなど、どんなインテリアにも合わせやすいのが魅力です。
一方、カエデは白色~淡紅褐色で、より高級感がある佇まいです。
こちらもどのようなインテリアにもマッチするでしょう。
経年変化で紫外線や空気中の酸素に触れることによって、カエデもメープルも飴色へんと色が変化します。
色の変化がかなり大きいので、ゆっくりと時間をかけて楽しむことが出来ます。
③高い耐久性
カエデは非常に硬く、衝撃に強い性質を持ちます。
また、傷や摩耗に強く、長期間の使用に耐えることもできます。
その耐久性の高さから、野球のバットやボウリングのピン、ダンスフロアの床材に使用されるほどです。
★レジンとの相性
また、カエデはレジンとの相性も抜群です。
明るい木肌と、クリアなレジンの透明感が非常によく合います。
特に「リバーテーブル」にすると、自然の優しさとモダンさが融合したような美しい仕上がりになります。

カエデと相性のいいレジンカラーをご紹介します。
• クリア(透明):木目の美しさを最大限に活かせます
• スモークグレー:一気にモダンな印象になります
• ブルー系:自然×水のイメージでリバーテーブルに最適です
• パールホワイト:上品でやわらかい印象に仕上ります
カエデは、見た目の美しさだけでなく、触れて、使って、時を重ねてこそ本当の魅力がわかる木材の一つです。
ぜひ、やわらかで上品な表情と、使うほどにゆっくりと深まる味わいをお楽しみください。