レジンテーブルって重いの?
こんにちは。
レジンテーブル槐です。
レジンテーブルを購入しようと考えたときに、気になるのが重さですよね。
搬入や設置場所、床への負担などを考えると、あらかじめ把握しておきたいポイントです。
まずは簡単に、レジンテーブルの構造についてご説明させていただきます。
レジンテーブルは主に以下の2つの素材で構成されています。
- 木材:針葉樹、広葉樹など様々
- エポキシレジン(樹脂):主剤と硬化剤の2つの液体を混ぜ合わせ、化学反応によって硬化させる樹脂
これらを組み合わせてデザイン性の高い天板を作り、アイアンや木製の脚をつけてテーブルとして完成させます。
レジンテーブルの重さの目安(サイズ別)
以下に一般的なレジンテーブルの重さの目安を記します(脚を含む天板全体の重さ)。
実際の重さは素材や厚みによって変わります。
・サイドテーブル(300×300) 5~10kg
・カフェテーブル (600×600) 15~25kg
・ダイニング4人用 (1400×800) 40~60kg
・ダイニング6人用 (1800×900) 60~90kg
・大型カスタム品 (2000×1000以上) 100kg以上も
エポキシレジンは意外と重く、1Lあたり約1kg前後あります。
天板の厚みが増すと重さも比例するので2cm厚と5cm厚では倍以上の差になります。
木材の種類でも差が出ます。ケヤキやナラ、チーク、オーク、ウォルナットは比較的重めの木材です。
レジンテーブルを購入する前に注意しておきたいポイント
弊社では基本的に搬入後に天板と脚を取り付けております。
そのため、脚と天板が一体となった家具量販店のテーブルのように、家に搬入出来なかった…
と言うことはあまり起こりません。
しかし、購入前に注意していただきたい点があります。
●階段、エレベーター、玄関の大きさを確認する
狭い階段やエレベーター、玄関の大きさを事前に確認お願いいたします。
特に、高層階にお住いの方はエレベーターの高さや重量制限などを確認してください。
レジンテーブルは高品質なレジンと木材を使用していることもあり、比較的重いテーブルです。
事前に確認いただくようお願いいたします。
●設置する床の強度を確認する
設置する床の強度にも注意が必要です。
鉄筋コンクリート造の住宅の1階に設置する場合などは全く気にしなくて大丈夫です。
ただ、木造住宅、特に2階以上に設置する場合は床の耐荷重を調べておくと無難です。
古民家などの古い木造はさらに注意が必要です。
心配な場合は専門家にご相談されると安心かもしれません。
重さが不安……レジンテーブルは買えないの?
木材には比較的軽い木材と言うものが存在します。
例えば、桐、杉、松、桧(ヒノキ)などがそれに当たります。
水の重さを1としたとき、それと比較して出した重さの割合を数値にしたものを比重といいますが、
重い木材であるケヤキの比重は0.69で、桐は 0.19~0.30 となっています。
桐は欅に比べて半分以上の重さということが分かります。
このような軽い木材を使用して、レジンの量を少なめにし、天板厚を薄くすることで、かなり軽いテーブルを製作することも可能です。
定期的に掃除や模様替えをする店舗などでも、このような軽めのテーブルがおすすめです。
レジンテーブルは、そのデザイン性と唯一無二の美しさが魅力ですが、重さという現実的な問題も忘れてはいけません。
小型なら10kg程度、中型~大型は40kg~90kg以上の重さがあります。
先に示したように、レジンと木材の選び方次第で軽量化も可能ですので、一度ご相談ください。
購入・製作前に「どこに置くか」「どう運ぶか」をイメージしながら、理想のレジンテーブルを手に入れましょう。