レジンテーブルを長く美しく使うためのメンテナンス方法を解説。日常の掃除、傷防止、経年変化への対策、メンテナンス頻度まで、職人の視点で丁寧に紹介します。
レジンテーブルはお手入れ次第で一生ものに
透明感のあるレジンと木の温かみが融合したレジンテーブル。
その美しさを長く保つためには、正しいメンテナンスが欠かせません。
「レジン部分のツヤがなくなってきた…」
「木の部分がカサついてきた…」
そんな悩みを防ぐために、今回は日常のケアから長期メンテナンスのコツまで詳しくご紹介します。
1. 日常のお手入れ ― まずは“やさしく拭く”が基本
レジンテーブルの日常ケアはとてもシンプルです。
基本の掃除方法
- 柔らかい布(マイクロファイバー)で乾拭き
- 汚れが気になる場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯で軽く拭く
- 水拭き後は、乾いた布でしっかり拭き取り
※アルコールやシンナー系の洗剤は使用NG。レジン表面を曇らせる原因になります。
2. 傷を防ぐポイント ― “熱・摩擦・直射日光”に注意!
レジンは強度のある素材ですが、万能ではありません。
以下のようなダメージには注意が必要です。
熱対策
- 熱い鍋やマグカップを直接置かない
- 必ずコースターや鍋敷きを使用
レジンは熱でわずかに柔らかくなるため、長時間の高温接触は変形や白濁の原因になります。
摩擦対策
- 食器やカトラリーを引きずらない
- 裏にフェルトやシリコンマットを貼るのも効果的
紫外線対策
- 直射日光が当たる場所を避ける
- カーテンやブラインドで日差しを調整
UVカット効果のある仕上げをしていても、長時間の紫外線は黄変や退色を招くことがあります。
3. 木の部分のケア ― “乾燥しすぎない”ことが大切
レジンと組み合わせている木の部分は、天然木です。
木は呼吸する素材のため、湿度の変化に敏感。
乾燥が続くと割れや反りの原因になります。
木部のメンテナンス方法
- 年に1〜2回、**オイル(蜜蝋や植物オイル)**で保湿
- オイルを柔らかい布に少量取り、木目に沿って薄く塗り込む
- 余分なオイルは乾いた布で拭き取る
木の艶と手触りがよみがえり、しっとりとした質感を保てます。
ただしこのお手入れ方法は、仕上げ塗装をオイル塗装で仕上げている場合です。
ウレタン塗装仕上げの場合は、特にオイルを塗りこむなどのお手入れは必要ありません。
4. レジン部分のツヤ戻し ― くもりや小キズには“軽い磨き”
長年使っていると、レジン表面に細かいキズやくもりが出てくることがあります。
軽いものであれば、専用コンパウンドや研磨剤で磨くことでツヤが戻ります。
簡単なリフレッシュ方法
- 目の細かい研磨スポンジ(#2000〜#3000程度)で軽く磨く
- その後、レジン専用ポリッシュ剤で仕上げ
- 柔らかい布で円を描くように磨き上げる
深いキズや大きな白濁は、専門業者に相談するのが安心です。
5. 長持ちさせるコツ ― “環境を整える”こと
レジンテーブルを長持ちさせる最大の秘訣は、適した環境で使うこと。
室内環境の目安
- 温度:15〜28℃
- 湿度:40〜60%
- 直射日光・冷暖房の風が直接当たらない位置に設置
この環境を保つだけで、レジンの変色や木の反りを大幅に防ぐことができます。
まとめ
レジンテーブルは見た目の美しさだけでなく、
手をかけながら使うことで経年変化を楽しめる家具です。
こまめに拭く。
熱や日差しを避ける。
年に一度、オイルでケアする。
この3つを意識するだけで、10年、20年と愛着のあるテーブルに育っていきます。
美しさを保つには“少しの気づかい”で十分です。
あまり神経質になると楽しんで使えなくなってしまうので、出来る範囲で問題ありません。
■ 当社のメンテナンスサービス
弊社では、購入後のメンテナンス相談・再研磨・再塗装も承っています。
「少し曇ってきた」「木の手触りを戻したい」など、お気軽にご相談ください。
お客様と一緒に、“長く育てる家具”をサポートします。