レジンテーブルオーダー前に
こんにちは。
レジンテーブル槐です。
レジンテーブルは、木の個性と樹脂の美しさを活かした“世界にひとつだけ”の家具。
弊社は既成品の販売も行っておりますが、
お客様の多くは、イチからオーダーされる方です。
実際に、オーダーをしたいという方のほうが多いのではないでしょうか。
しかし、オーダー品だからこそ「完成してからイメージが違った」「サイズが合わなかった」などのトラブルも起こりがちです。
ここでは、注文前に確認しておくべき5つのポイントをまとめました。
ぜひ参考にして、後悔のないレジンテーブルづくりを進めてください。
① 用途と設置場所を明確にする
まず最初に大切なのは、「どこで」「どんなふうに」使うかを明確にすることです。
- ダイニング用か、デスク用か
- 家庭用か、店舗・オフィス用か
- どんな椅子と組み合わせるか
例えば、ダイニングテーブルとして使う場合は高さや脚の形状、天板の厚みが使い心地に直結します。
また、日当たりの強い場所や屋外に近い環境では、レジンの色味や耐候性にも配慮が必要です。
使用シーンを具体的に伝えることが、理想のテーブルづくりの第一歩です。
② サイズ・レイアウトを正確に測る
「サイズ」はオーダー時に最も多い失敗ポイント。
見た目だけで決めてしまうと、届いてから“思ったより大きい/小さい”ということも。
注文前に、
- 設置予定のスペースをメジャーで測る
- 椅子や通路の余白も含めて確認する
- ドアや階段から搬入できるかチェックする
これらを忘れずに行いましょう。
図面や現場写真を共有できると、製作者側もより正確な提案ができます。
③ デザインイメージを共有する
レジンテーブルは「木×樹脂」で無限の表情を生み出せます。
そのぶん、完成イメージのすり合わせがとても大切です。
以下のような情報を伝えると、製作者が的確にデザインを形にできます。
- 木材の種類(ウォルナット・ポプラ・ケヤキなど)
- レジンの色味(クリア・ブルー・ブラックなど)
- テーブル形状(長方形/リバーデザイン/輪切りなど)
- 参考写真やPinterestの画像
「この雰囲気が好き」という感覚的な伝え方でも構いません。
職人はその“イメージの温度感”を大切に形にしていきます。
④ 仕上げ・塗装の種類を確認する
意外と見落とされがちなのが、塗装の違いによる仕上がり感。
レジン部分のツヤや木部の質感は、塗装によって印象が大きく変わります。
- オイル仕上げ:自然な手触りと温もり。経年変化を楽しめる。
- ウレタン(艶)仕上げ:水や汚れに強く、飲食店にもおすすめ。
- ウレタン(マット)仕上げ:反射を抑え、落ち着いた雰囲気に。
使う場所や好みに合わせて、塗装方法も確認しておくと安心です。
⑤ 納期・メンテナンス・保証内容を確認する
オーダー家具は、製作期間やアフターサポートも重要なポイント。
- 製作にかかる期間(通常1〜2か月など)
- 納品・設置方法
- 万が一の修理・再研磨対応
職人の手で一つひとつ作られるため、既製品のように「すぐ欲しい」とはいきません。
しかし、納期の意味を理解し、完成までの過程を楽しむのもオーダーの醍醐味です。
まとめ
オーダー家具で失敗しないためには、
①「使い方」
②「サイズ」
③「デザイン」
④「仕上げ」
➄「サポート」
この5つを事前に確認することが何より大切です。
レジンテーブルは、単なる家具ではなく、空間を象徴する一点モノの作品。
じっくり相談しながら、自分だけの理想の1枚を形にしていきましょう。