テーブルから始める空間づくり
こんにちは。
レジンテーブル槐です。
家を建てる、リフォームする、引っ越をする。
家の再編を考えたときに、多くの人は「間取り」から考え始めるでしょう。
次に「壁紙」や「床材」「照明」などがくるでしょうか。
でも、ちょっと視点を変えてみてください。
もし、家具、中でも一番大きい家具の一つであろうテーブルから家を考えるとしたら?
たとえば、木のテーブル。
一枚板やレジンテーブルといった、存在感のあるテーブル。
これを住まいの中心に据えると、暮らしの在り方がまったく違って見えてきます。
間取りや動線、壁の色や床材、照明さえも、
家具に合わせてデザインするという発想は、決して奇抜ではありません。
特に一枚板やレジンテーブルのような存在感のある家具は、
「部屋に置く」のではなく、「その家具を囲むために部屋をつくる」くらいの主役級の役割を持ちます。
では、なぜ木のテーブルが「空間の中心」になり得るのでしょうか?
空間の中心となる木のテーブル
木のテーブルには圧倒的な存在感があります。
人工的なものとは違い、木そのものの形・木目・色合いは唯一無二。
部屋の“顔”になるほどの存在感があります。
また、木には、人をリラックスさせる効果があると科学的にも証明されています。
デザイン性も高く、一枚板やレジンテーブルには和モダン、北欧、インダストリアル、どんなテイストにも調和できる柔軟性があります。
脚の素材や高さ、周囲の家具次第で印象を大きく変えられます。
「どんな家具を置くか」ではなく、
「どんな家具と暮らしたいか」
この考え方は、家具を“後から選ぶ物”ではなく、
暮らしの本質を支える道具としてとらえる視点です。
それを起点にした家づくりは、
見た目だけでない“感覚的な心地よさ”や“家族の時間”に深くつながっていきます。
家づくりやリノベーションを検討している方は、
図面や建材の前に、一枚の木と向き合ってみることをおすすめします。
その木の重さ、手ざわり、香りなど
そういった感覚的なものが、
あなたのこれからの暮らしの中心になるかもしれません。
木製のテーブルは、ただの“置き家具”ではありません。
それは、家族の時間を受け止め、暮らしの軸になる“存在”です。
家づくりや部屋づくりのスタート地点として、
「この一枚を使いたい」と思える板に出会えたら、きっとその家は本当に豊かな空間になるはずです。