人と木の一生【名古屋のレジンテーブル 槐】

人と木の一生

こんにちは。

レジンテーブル槐です。

 

「光陰矢の如し」ということわざがあります。

月日(光陰)が、弓から放たれた矢のようにあっという間に過ぎていくことを意味する、時間の経過が早いことを表すことわざです。

気づけば季節が変わり、もう10月が終わろうとしています。

年齢を重ねるごとに1年が短く感じられるのは気のせいではなく、科学的に証明されているのだそうで

人生100年時代と言われている昨今ですが、思いのほかアッという間なのかもしれません。

そのようなことをつらつら考えながら秋の夜長を過ごしているときふと、一枚板のテーブルに手を置いて、私は思いました。

「この木は、いったいどれだけの時間を生きてきたのだろう?」

木は、一晩で大きくなることはありません。

芽吹き、葉を広げ、花をつけることもあり、やがて幹を太くし、枝をのばします。

そのすべてのプロセスに、年単位、時には何百年もの時間をかけています。

 

最近人気の一枚板テーブルやカウンター材には、一本の大木から切り出された、贅沢な木目が刻まれています。

その板には、年輪と呼ばれる木目があります。

年輪とは、木の断面にできる同心円状の模様をした成長で、1年に1つずつ重ねていきます。

つまり、その木がどれだけ長く生きたか、何年かけて成長してきたかの記録が刻まれているのです。

 

一枚板に使われる大木からあの美しい板を切り出すには、一般的に100年~200年という長い歳月がかかります。中には1000年以上もの歳月をかけます。

その木が生きていた時間を思えば、
今の「忙しさ」や「焦り」が、ほんの一瞬のように感じられることがあります。

木は焦りません。
春を待ち、雨を受け、嵐に耐え、
その場所に静かに根を張って生きているのです。

  

木のある暮らし

一枚板の家具を暮らしに取り入れることは、単なるインテリア選びではありません。

それは、自然の時間や木の生きてきた歴史を、日常の中に迎え入れるということ。

• 食卓に一枚板を使えば、家族が集まる時間がゆっくりと流れます。
• デスクに一枚板を使えば、集中する時間が穏やかになります。
• 棚板やカウンターに使えば、空間そのものに深みが出ます。

「速さ」を求める現代だからこそ、
木の持つゆったりとした時間感覚を、生活の中に取り入れてみませんか?

 

一枚板は、ただの家具ではありません。

それは、百年を超える命の重みであり、時間の記憶でもあります。

一枚板の家具に触れるとき、その木が生きてきた長い時間に少しだけ思いを馳せてみてください。

あなたの暮らしも、きっと少しだけゆとりが生まれるのではないでしょうか。

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あなたの空間に、特別な一枚を。

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