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一枚板の選び方【名古屋のレジンテーブル 槐】

一枚板とは

こんにちは。

レジンテーブル槐です。

一枚板とは100年から数千年以上という長い時をかけて育った巨木を、縦にスライスして切り出した板のことです。

表面や断面などに継ぎ目がなく、全てが単一の木材で構成されているので、接着剤などの化学薬品が含まれていません。

一枚板で作られたテーブルは、唯一無二で同じデザインの物が存在しないという貴重さや、

高級感のあるデザインとなることから、人気があります。

 

一枚板に関する専門用語を学ぼう

一枚板に関する専門用語について知っておけば、こだわりたいポイントを明確にしやすく、自分に合った家具を見つけることができます。

一枚板テーブルをご検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

 

まずは、板の製造や品質に関わる用語です。
 
「板目」とは、丸太の中心からずらして切り出した際に現れる、曲線や山形が重なった木目のことです。

年輪が曲線や山型となって重なり合って現れ、木目の美しさが引き立てられます。

丸太を効率的に利用できるため、幅の広い材を作りやすく、比較的安価です。

ただ、節が多く、反りや収縮が発生しやすい切り出し方となります。


「柾目」とは、丸太の中心線を通るように、年輪に対して直角に縦に切断した際に現れる、まっすぐで平行な木目のことです。

直線的で平行な模様となり、収縮の差が小さく、反りや変形も起こりにくい切り方です。

調湿効果も板目より高くなるため、テーブルのみならず、風呂桶や寿司桶としても使われています。

ただ、木の中心部からしか採取できないため、希少価値が高く、比較的高価になります。

また、真っすぐでシンプルな見た目をした木目なので、面白みが少ないと感じる方もいらっしゃいます。

 

続いて、一枚板を構成する部位の専門用語です。

「木表」とは板の樹皮側の面で、中心側の面は「木裏」と呼びます。

テーブルの天板にも裏表がありますが、一般的には木表が表面、木裏が裏面となります。

また、原木の表皮に近く、樹皮がついていた部分を「耳」といいます。

ミミはデコボコとした自然な形状をしており、木目が不規則なのが特徴です。

このミミ部分を残してミミ付一枚板テーブルにすることで、自然の風合いを残したままの独特の表情が楽しめます。

このような専門知識を知っておくことで、一枚板を選ぶ際に理想としている形状や質などを高い精度で伝えることができます。

 

どんな一枚板を選ぶ?

一枚板は木をそのまま切り出して加工するため、素材や切り出し方によって質感や色合いなどの見た目が異なります。

素材を選ぶ際には、まず、その木が広葉樹針葉樹かをチェックしましょう。

広葉樹は強度が高く耐久性がある他、硬く傷も付きにくいことが特徴です。

そのため使用頻度の高いダイニングテーブルや、重い荷物を入れておけるえる収納家具に利用するのに向いています。

ただ、加工に技術が必要なこともあり比較的高価で、重くて持ち運びがしにくいという欠点もあります。

一方、針葉樹の場合は構造的に柔らかく加工しやすいため、手触りが良く温かみが感じられます。

国産材が豊富で比較的手に入りやすいため、良質な木材をリーズナブルに入手できるという利点もあります。

しかし、耐久性やメンテナンスの面で広葉樹に劣る傾向にあるのが難点です。

 

切り出し方は前述のように、板目や柾目などお好みの木目の出方で選ぶと良いでしょう。

丸太の中心に近いのか遠いのか、ミミ付の一枚板はどうかなど様々な角度からお好みの一枚を選んでみて下さい。
 

一枚板テーブルは使用する素材や切り出し方によって品質や特徴が変わる他、使い心地や質感も異なってきます。

そのため自分の適切な素材や用途に合った商品を選ぶことが大切です。

槐では、厳選した木材を職人の手仕事と最新技術で加工し、安定した品質でお客さまにご提供しています。

是非お気軽にご相談ください。

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