木にはなぜ癒し効果がある?
こんにちは。
レジンテーブル槐です。
疲労を感じてリフレッシュをしたい時に、人は自然をしばしば求めます。
その中でも、森林浴は森林の自然を五感で感じることで心身の健康回復などの効果があるとされています。
ストレスホルモンや脈拍・血圧の低下、免疫細胞の活性化など様々な研究結果があるのです。
その中に副交感神経の活動が高まるとの研究結果があるのですが、
これは木のにおい成分であるフィトンチッドという成分のおかげです。
フィトンチッドとは、植物が外敵から身を守るために作り出した天然のバリアで、
ロシア語の「フィトン(植物)」と「チッド(殺す)」に由来します。
病原菌や害虫、微生物にとっては毒となりますが、人間にとってはとても良い方向に作用します。
抗菌、脱臭、防虫、殺菌作用や酸化防止作用があるだけでなく、リフレッシュ、リラックス効果が得られます。
しかもこれは木製品になっても効果が続くのです。
木製の家具を家に取り入れませんか
木製の家具は、前述のように抗菌、脱臭、防虫、殺菌作用や酸化防止作用に優れています。
フィトンチッドによるリラックス効果は家具になっても持続し、
木の美しい木目や手触り、優しい色合いは、目にも心地よいでしょう。
環境に優しく、使用する木材によっては高級感やデザイン性を高めることも可能です。
温かみのある雰囲気は、きっと日々の疲れを癒してくれるでしょう。
また、湿度が高く、四季のある日本においては、その調湿効果や断熱効果にも注目しなければなりません。
耐久性も高く、経年の変化を楽しみながら長く使えるという点も重要です。
近年、プラスチックで作られた安価な家具が人気で、高いシェアを誇っています。
確かに、木製家具はそれらに比べると高価で、特に無垢材(一本の丸太から切り出して作られた木材)によって作られた家具は10倍近く値段の差があることも。
しかし、木製の家具はデザイン性が高いだけでなく、様々な良い効果を得られるのです。
「衣・食・住」というように、「住」環境を心地よいものにするのはとても大事です。
一度、木製家具の取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか。